~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

2019-01-01から1年間の記事一覧

真藤順丈さんの「宝島」を読んでみた 感想

今回紹介するのは真藤順丈さんの「宝島」です。沖縄の歴史、戦後から返還までの20年間描いた少年少女たちの物語。いろいろな思いが込められており、沖縄の問題を考えるひとつの手段としても読んでみてほしいですね。

倉知淳さんの「皇帝と拳銃と」を読んでみた 感想

今回紹介するのは倉知淳さんの「皇帝と拳銃と」です。死神のような風貌とイケメン刑事コンビが活躍する叙述ミステリー短編集になります。全四編を収録。

歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム王手飛車取り」を読んでみた 少々ネタバレあり/感想

今回紹介するのは歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム王手飛車取り」インターネット上に集まって推理ゲームを楽しむ五人。しかし、彼らが行っているのはただの推理ゲームではない。ここで語られる事件はすべて現実世界で発生したもので、出題者の手によって実行…

山口芳宏さんの「学園島の殺人」を読んでみた 感想

今回紹介するのは山口芳宏さんの「学園島の殺人」です。黒いサンタクロースが運ぶのは生首だと?島に伝わる「再生の書」と来日した王女が持つ「浄化の鍵」。二つがキーが揃った時、次々と起き始めた不可解な謎。その謎に救世主としてやってきた森崎と学生探…

石崎幸二さんんの「首鳴き鬼の島」を読んでみた 感想

今回紹介するのは石崎幸二さんんの「首鳴き鬼の島」です。首鳴き鬼の伝説を取材するために島を訪れたが、伝説に見立てた連続殺人事件に巻き込まれてしまう。

知念実希人さんの「レフトハンド・ブラザーフッド」を読んでみた ちょっとネタバレあり/感想

今回紹介するのは知念実希人さんの「レフトハンド・ブラザーフッド」です。双子の弟の左手には事故で亡くなった兄の魂が宿っていた。周囲の人間には精神障害を疑われて逃げるように東京へとやってきた。だが、その先で殺人事件と薬物事件に巻き込まれてしま…

太田愛さんの「幻夏」を読んでみた 感想

今回紹介するのは太田愛さんの「幻夏」です。冤罪事件に翻弄された家族。引き裂かれてしまった運命が23年の時を経て動き出す。

桜木紫乃さんの「ホテルローヤル」を読んでみた 感想

今回紹介するのは桜木紫乃さんの「ホテルローヤル」です。今は役目を終えてひっそりと佇んているラブホテル「ホテルローヤル」とそこに関わっていた者たちの歴史を辿っていく連作短編集。

東野圭吾さんの「探偵俱楽部」を読んでみた 感想

今回紹介するのは東野圭吾さんの「探偵俱楽部」です。富裕層を対象としたVIP専用の会員制調査機関『探偵俱楽部』が事件を解決していく短編集。

青崎有吾さんの「早朝始発の殺風景」を読んでみた 感想

今回紹介するのは青崎有吾さんの「早朝始発の殺風景」です。気まずさやぎこちなさでお送りする青春劇。5つのストーリで完成された連作短編集になります。

愛川晶さんの「ヘルたん ヘルパー探偵とマドンナの帰還」を読んでみた 感想

今回紹介するのは愛川晶さんの「ヘルたん ヘルパー探偵とマドンナの帰還」です。ホームヘルパー探偵、略してヘルたん。新米ヘルパーが介護現場で起きる謎に挑む、シリーズ第二弾です。

愛川晶さんの「ヘルたん」を読んでみた 感想

今回紹介するのは愛川晶さんの「ヘルたん」です。ホームヘルパー探偵、略してヘルたん。新米ヘルパーが介護現場で起きる謎に挑む。

芦沢央さんの「悪いものが、来ませんように」を読んでみた 感想

今回紹介するのは芦沢央さんの「悪いものが、来ませんように」です。お互いに悩みを抱えた女性の関係性。良くも悪くも気持ち悪さが癖になること間違いなし。どんでん返しもありますよ。

ヰ坂暁さんの「舌の上の君」を読んでみた 感想

今回紹介するのはヰ坂暁さんの「舌の上の君」です。異世界へと迷いこんでしまった料理人と自身の身体を調理して、食されることを願う少女の愛の物語。人を食べる描写がありますのでご注意を。

西澤保彦さんの「スナッチ」を読んでみた 感想

今回紹介するのは西澤保彦さんの「スナッチ」です。突然降り出した雨に襲われて意識を失ってしまった。目を覚ますとそこは31年後の世界だった。一つの体に「僕」と「ぼく」二つの人格が存在していて、さらに殺人事件までが起きてしまうSFミステリーをご…

貫井徳郎さんの「プリズム」を読んでみた 感想

今回紹介するのは貫井徳郎さんの「プリズム」です。女性教師が殺された事件を関係者たちがリレー形式で次の人にバトンを渡すように推理していくスタイルの小説です。一体犯人は誰なんだ?あなたの答えはいかに?

貫井徳郎さんの「被害者は誰?」を読んでみた 感想

今回紹介するのは貫井徳郎さんの「被害者は誰?」です。豪邸に埋められた白骨死体は誰だ?表題作を含む四編から構成された短編集です。安楽椅子探偵・吉祥院慶彦の華麗なる推理をご覧あれ!

木元哉多さんの「閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎」を読んでみた 感想

今回紹介するのは木元哉多さんの「閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎」です。閻魔大王の娘である沙羅との勝負に勝てば蘇るが、負ければ地獄行き。生死を賭けた推理ゲームシリーズ第五弾です!

木元哉多さんの「閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム」を読んでみた 感想

今回紹介するのは木元哉多さんの「閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム」です。閻魔大王の娘である沙羅との勝負に勝てば蘇るが、負ければ地獄行き。生死を賭けた推理ゲームシリーズ第四弾です!今作では沙羅からの挑戦状と題して、犯人あて企画が実施さ…

村山早紀さんの「星をつなぐ手-桜風堂ものがたり-」を読んでみた 感想

今回紹介するのは村山早紀さんの「星をつなぐ手-桜風堂ものがたり-」です。新天地の桜風堂で一整の第二の物語を描いた「桜風堂ものがたり」待望の続編です。

北山猛邦さんの「『クロック城』殺人事件」を読んでみた 感想

今回紹介するのは北山猛邦さんの「『クロック城』殺人事件」です。世界の終焉が迫った混沌する日常の中で探偵の元へある依頼が舞い込む。依頼人に連れられて向かった先で現在、過去、未来を刻む三つの大時計が待ち受けていた。名は『クロック城』といい今作…

この青春は最高峰!川澄浩平さんの「探偵は教室にいない」を読んでみた 感想

今回紹介するのは川澄浩平さんの「探偵は教室にいない」です。北海道を舞台とした中学生の日常の謎を描いた作品。第28回鮎川哲也賞受賞作です。

明野照葉さんの「感染夢」を読んでみた 感想

今回紹介するのは明野照葉さんの「感染夢」です。幸せな一家を襲った悲劇。それは始まりに過ぎなかった。不可解な夢に苦しむ人たちと夢に出てくる謎の女の正体の関連性は何か?少しずつ明らかになっていく真相の先に驚きの結末が待っていた!

織守きょうやさんの「ただし、無音に限り」を読んでみた 感想

今回紹介するのは織守きょうやさんの「ただし、無音に限り」です。死者の霊を見ることができる私立探偵に持ち込まれた二つの事件。記憶を読みとり、残された想いから見えてくる事件の真相とは。

東野圭吾さんの「雪煙チェイス」を読んでみた 感想

今回紹介するのは東野圭吾さんの「雪煙チェイス」です。殺人のアリバイを証明できるのは、正体不明の美人スノーボーダーだけ!身柄確保に燃える警察よりも先に彼女を見つけ出すことができるのか。

鯨統一郎さんの「すべての美人は名探偵である」を読んでみた 感想

今回紹介するのは鯨統一郎さんの「すべての美人は名探偵である」です。二人の美人探偵が挑むアリバイ崩しをご覧あれ!

野崎まどさんの「バビロン Ⅰ」を読んでみた アニメ化/ネタバレあり/感想

今回紹介するのは野崎まどさんの「バビロン Ⅰ」です。正義の前に立ちはだかる最悪を止めることができるのか?2019年10月からアニメ放送中です!

小林泰三さんの「パラレルワールド」を読んでみた 感想

今回紹介するのは小林泰三さんの「パラレルワールド」です。自然災害を境に二つの世界へ分裂した親子。二つの世界に接触することができる息子を頼りに新たな親子の形を余儀なくされる。しかし、その幸せを脅かす敵の存在が明らかになり、一家に危機が訪れる。

依井貴裕さんの「夜想曲 ノクターン」を読んでみた 感想

今回紹介するのは依井貴裕さんの「夜想曲 ノクターン」です。同期会に集まったメンバーが一人一人と殺されてしまう。生き残ったある人物には事件をまとめて、あなたが犯人だと記した原稿が送られてきた。同期会の記憶を何故か失っており否定は困難。手がかり…

沼田まほかるさんの「ユリゴコロ」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは沼田まほかるさんの「ユリゴコロ」です。父親の部屋で隠すように補完されていた殺人告白ノート(ユリゴコロ)息子は、記憶にある母親の影とその秘密を探っていくことになる。