~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

2020-01-01から1年間の記事一覧

リチャード・ドイッチさんの「13時間前の未来」を読んでみた 感想

今回紹介するのはリチャード・ドイッチさんの「13時間前の未来」です。妻殺しの嫌疑がかけられた夫のニック。彼女を殺すはずなどないし、身に覚えのないことだったが、凶器の拳銃から自らの指紋が検出されてしまう。そんな最悪の状況にある彼の前に現れた…

アガサ・クリスティーさんの「そして誰もいなくなった」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのはアガサ・クリスティーさんの「そして誰もいなくなった」です。U・N・オーエンという人物からインディアン島に招待された男女八名。招待主が姿を現わさないまま始まった晩餐での犯罪の告発。そして一人また一人と童話になぞられて殺されて…

横溝正史さんの「悪魔が来りて笛を吹く」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは横溝正史さんの「悪魔が来りて笛を吹く」です。旧華族の没落と頽廃を背景に、近親相姦というタブーを含み、実在の事件や太宰治の「斜陽」などの要素を取り入れ、他作品と異なった内容が光り、名作中の名作と呼び声の高い、金田一シリーズ。

今邑彩さんの「i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志」を読んでみた 感想

今回紹介するのは今邑彩さんの「i(アイ) 鏡に消えた殺人者 警視庁捜査一課・貴島柊志」です。作家が殺された密室状態の部屋には、鏡の前で途絶える足跡が残されていた。鏡に消えた殺人者を追う貴島シリーズ第一弾!

西澤保彦さんの「収穫祭 下」を読んでみた ネタバレ少々/感想

今回紹介するのは西澤保彦さんの「収穫祭 下」です。首尾木村で起きた大量猟奇殺人事件の生存者・伊吹省路(ブキ)、小久保繭子(マユちゃん)、空知貫太(カンチ)の運命が再び交差する時、事件の全貌が明らかになる!

望月拓海さんの「透明なきみの後悔を見抜けない」を読んでみた 感想

今回紹介するのは望月拓海さんの「透明なきみの後悔を見抜けない」です。幽霊を見ることができる大学生の開登。人助けが趣味だという彼は、成仏できずに彷徨っている幽霊たちとコミュニケーションを図り、心残りな後悔を探し出していく!衝撃と感動と恋愛が…

西澤保彦さんの「収穫祭 上」を読んでみた ネタバレ少々/感想

今回紹介するのは西澤保彦さんの「収穫祭」です。台風の影響で孤立してしまった首尾木村で大量猟奇殺人事件が発生した。生存者は数名の中学生と教師のみ。多くの謎の残したこの事件は英会話教室の外国人講師による犯行だと断定され幕を閉じた。それから数年…

有栖川有栖さんの「菩提樹荘の殺人」を読んでみた 感想

今回紹介するのは有栖川有栖さんの「菩提樹荘の殺人」です。アリスも知らない大学時代に探偵の片鱗を見せた火村の推理を含む「若さ」をテーマにした短編集。火村&アリスシリーズ!

有栖川有栖さんの「絶叫城殺人事件」を読んでみた 感想

今回紹介するのは有栖川有栖さんの「絶叫城殺人事件」です。全てのタイトルにド直球に殺人事件とついている短編集。作家アリスシリーズ!

浦賀和宏さんの「究極の純愛小説を、君に」を読んでみた 感想

今回紹介するのは浦賀和宏さんの「究極の純愛小説を、君に」です。富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員が次々と殺されていく!猟奇的殺人者に追い詰められた生存者の運命とは。一方、失踪した男性を追っていた保険調査員が辿りついた驚愕の真実とは?

横溝正史さんの「黒猫亭事件」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは横溝正史さんの「黒猫亭事件」です。

横溝正史さんの「車井戸はなぜ軋る」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは横溝正史さんの「車井戸はなぜ軋る」です。

横溝正史さんの「本陣殺人事件」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは横溝正史さんの「本陣殺人事件」です。日本屋敷での密室殺人を描いた金田一耕介シリーズ第一弾!アメリカから帰国した金田一耕介の活躍に注目しよう!

今邑彩さんの「卍の殺人」を読んでみた ネタバレ少々/感想

今回紹介するのは今邑彩さんの「卍の殺人」です。「卍」の形をした異形の館で起きる殺人事件。謎に満ちた館が起こす惨劇は、思いがけない展開を見せ始める。著者デビュー作!

今邑彩さんの「裏窓 殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志」を読んでみた 感想

今回紹介するのは今邑彩さんの「裏窓 殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志」です。密室の部屋から墜落死した女性。向かいのマンションに住む少女は、犯行時刻の部屋で不審な男の姿を目撃していた?!貴島シリーズ第二弾。

円居挽さんの「京都なぞとき四季報 ~町を歩いて不思議なバーへ~」を読んでみた 感想

今回紹介するのは円居挽さんの「京都なぞとき四季報 ~町を歩いて不思議なバーへ~」です。京大校内に出現する「三号館」は、謎持つ者にしかたどり着けない不思議なバー。浪人を経て、京大生となった遠近が遭遇した謎を解き明かすお手伝いをする美人マスター…

東野圭吾さんの「名探偵の掟」を読んでみた 感想

今回紹介するのは東野圭吾さんの「名探偵の掟」です。名探偵天下一大五郎と脇役の大河原番三が12の難事件に挑む!名探偵や刑事が自分の立場を理解して、作者や読者に対して不満や本音が漏れまくっている一風変わった小説なのも面白いですよ!

井上夢人さんの「あわせ鏡に飛び込んで」を読んでみた 感想

今回紹介するのは井上夢人さんの「あわせ鏡に飛び込んで」です。生活の中に潜む恐怖を読んで涼しくなろう!表題作「あわせ鏡に飛び込んで」を含む短編集。

深水黎一郎さんの「世界で一つだけの殺し方」を読んでみた 少々ネタバレ/感想

今回紹介するのは深水黎一郎さんの「世界で一つだけの殺し方」です。「不可能アイランドの殺人」&「インペリアルと象」二つの怪事件に芸術探偵・神泉寺瞬一郎が挑む!

鷲宮だいじんさんの「合コンに行ったらとんでもないことが起こりました」を読んでみた 感想

今回紹介するのは鷲宮だいじんさんの「合コンに行ったらとんでもないことが起こりました」です。22歳童貞の僕が合コンで知り合った理想の女性。しかしこの出会いが得体の知れない彼女と狂気におびえる日々の始まりだった!

東川篤哉さんの「館島」を読んでみた ネタバレ少々/感想

今回紹介するのは東川篤哉さんの「館島」です。異能の天才建築家によって建てられた異形の館、で起きた摩訶不思議な事件。嵐が警察の到着を阻む中で招待された女探偵と若き刑事が果敢に立ち向かう!コミカル&ユーモアが光る筆致にも注目したい!

島田荘司さんの「UFO大通り」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは島田荘司さんの「UFO大通り」です。鎌倉の自宅で、異様な姿で死んでいた男。近所のおばあさんが目撃したと語るUFO話から辿りついた御手洗の衝撃推理とは?中編「傘を折る女」も同時収録。

島田荘司さんの「リベルタス寓話」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは島田荘司さんの「リベルタス寓話」です。ボスニア・ヘルツェゴヴィナで起きた奇々怪々な猟奇殺人事件に御手洗が挑む!中編「クロアチア人の手」も同時収録。

横山秀夫さんの「半落ち」を読んでみた ネタバレ少々/感想

今回紹介するのは横山秀夫さんの「半落ち」です。現職の警察官がアルツハイマーの妻を殺害して自首。取り調べには素直に応じて、動機や殺害方法などは明かすが、殺害から自首までの空白の二日間を頑なに語ろうとしない。様々な憶測が飛び交う中、口を閉ざす…

歌野昌午さんの「長い家の殺人」を読んでみた 感想

今回紹介するのは歌野昌午さんの「長い家の殺人」です。死体と荷物の消失の謎。大胆なアイデアで読者を驚愕させた記念すべきデビュー作!

有栖川有栖さんの「白い兎が逃げる」を読んでみた 感想

今回紹介するのは有栖川有栖さんの「白い兎が逃げる」です。お馴染みの火村&アリスが活躍する短編集。表題作『白い兎が逃げる』を含む全四篇から構成されるミステリー。

有栖川有栖さんの「英国庭園の謎」を読んでみた 感想

今回紹介するのは有栖川有栖さんの「英国庭園の謎」です。お馴染みの火村&アリスが活躍する短編集。表題作『英国庭園の謎』を含む全六篇から構成される国名シリーズ第四弾!

岩木一麻さんの「がん消滅の罠 完全寛解の謎」を読んでみた 感想

今回紹介するのは岩木一麻さんの「がん消滅の罠 完全寛解の謎」です。第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。連続するがん消滅の謎を追う医療ミステリー。

最後の一文でぶっ飛ぶ西澤保彦さんの「殺意の集う夜」を読んでみた 感想

今回紹介するのは西澤保彦さんの「殺意の集う夜」です。嵐の山荘を舞台に、最後の最後まで息つく暇もなく怒涛の展開を見せるミステリー。最後に一文で唖然とすること間違いなし!

乙一さんの「夏と花火と私の死体」を読んでみた ネタバレ/感想

今回紹介するのは乙一さんの「夏と花火と私の死体」です。無邪気な殺人者によってあっけなく殺された少女。その死体を巡る、幼い兄妹の悪夢のような四日間を描いた冒険小説。