東野圭吾さんの「美しき凶器」を読んでみた 感想
今回紹介するのは東野圭吾さんの「美しき凶器」です。
美しき凶器
安生拓真(あんじょうたくま)、丹羽潤也(にわじゅんや)、日浦有介(ひうらゆうすけ)、佐倉翔子(さくらしょうこ)の四人は、かつて世界的に活躍したスポーツ選手たちでした。しかし、その栄光は仙堂之則(せんどうこれのり)という男によって与えられたドーピングのおかげであった。現在は、第一線を退いてそれぞれの場所で活躍をしている彼らだが、かつての仲間である小笠原彰(おがさわらあきら)が自殺してしまったことで、平凡な日々は終わりを迎えた。
この件がきっかけで過去の秘密が暴かれることを恐れた四人は、彼らの過去を知る仙堂を殺害し、証拠隠滅のために屋敷に火を放った。これですべてはうまく運んだかに思われたが、屋敷に潜むもう一人の人物が彼らの悪行を目撃していた。仙道が育て上げた秘密兵器で毒蜘蛛(タランチュラ)と呼ばれる、大柄の女性でした。彼女は警察官を殺し、拳銃を奪い、仙道の復讐をするために手段を選ばず、彼らに忍び寄っていく。
迫りくる恐怖に、衝撃の真相!
スポーツ界の闇、ドーピングに踏み込んだ謎が謎を呼ぶ傑作サスペンス!
感想/まとめ
面白かった。
人が呆気なく殺されたり、一歩一歩確実に忍び寄ってくる恐怖感はひしひしと伝わってきた。
仙道によってサイボーグのように作られた彼女。
物語のラスト、最初で最後につぶやいた言葉が印象的でしたね。