~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

リチャード・ドイッチさんの「13時間前の未来」を読んでみた 感想

今回紹介するのはリチャード・ドイッチさんの「13時間前の未来」です。妻殺しの嫌疑がかけられた夫のニック。彼女を殺すはずなどないし、身に覚えのないことだったが、凶器の拳銃から自らの指紋が検出されてしまう。そんな最悪の状況にある彼の前に現れた…

アガサ・クリスティーさんの「そして誰もいなくなった」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのはアガサ・クリスティーさんの「そして誰もいなくなった」です。U・N・オーエンという人物からインディアン島に招待された男女八名。招待主が姿を現わさないまま始まった晩餐での犯罪の告発。そして一人また一人と童話になぞられて殺されて…

横溝正史さんの「悪魔が来りて笛を吹く」を読んでみた ネタバレあり/感想

今回紹介するのは横溝正史さんの「悪魔が来りて笛を吹く」です。旧華族の没落と頽廃を背景に、近親相姦というタブーを含み、実在の事件や太宰治の「斜陽」などの要素を取り入れ、他作品と異なった内容が光り、名作中の名作と呼び声の高い、金田一シリーズ。