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鯨統一郎さんの「すべての美人は名探偵である」を読んでみた 感想

今回紹介するのは鯨統一郎さんの「すべての美人は名探偵である」です。二人の美人探偵が挑むアリバイ崩しをご覧あれ!

 すべての美人は名探偵である

大学で歴史学を教えている早乙女静香は、生放送の歴史討論会で日本歴史学の重鎮である阿南完治を殴り倒してしまった。事態を重く見た大学から無期限の謹慎処分を受けてしまい、現在は自宅で大人しくしていた。

 

彼女を崇拝している三宅亮太は、静香ゼミが計画している沖縄旅行で交際を申し込むつもりでいた。しかし、先の件でもちろん旅行は中止になってしまった。それならとプライベート旅行に切り替えて、旅行費用は亮太がを負担することで沖縄に行くことが決定した。

しかし、沖縄で殺人事件に巻き込まれてしまう。凶器らしきナイフをうっかり触ってしまい指紋を残してしまった静香。さらに亡くなったのはあの阿南完治ときた。動機もありで、一気に重要参考人になってしまった。容疑を晴らすために、静香と亮太を含む学生たちは真犯人探しに奮闘する。その甲斐あってか、ある一人の人物が浮上した。しかし、北海道で関連が疑われる事件が同時刻に発生しており、壁となり立ちはだかるアリバイに苦戦していた。さらに怪しげな宗教団体が絡んできて、賞金目当てで美人コンテストにも出場することになった静香。

 

途中で加わるアリバイ崩しが得意の美人女子大学生桜川東子ともに沖縄と北海道の同時殺人事件の解決と童話の『ずいずいずっころばし』に隠された徳川家の秘密を探ることが、この小説の注目すべき所である。

 

感想/まとめ

それなりに楽しめたです。以上。

 

童話の『ずいずいずっころばし』が懐かしい。子供の頃歌っていたのか、頭の中にうろ覚えですが歌詞が残っている。お茶壺道中と性的な意味合いがあると今回検索して知ることができた。歴史にも様々な解釈があり、意外な知識が蓄えられるから本って大好きだ。