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鳥飼否宇さんの「隠蔽人類」を読んでみた 感想

今回紹介するのは鳥飼否宇さんの「隠蔽人類」です。

隠蔽人類

形質人類学者の日谷隆一教授をリーダーとする調査団は、アマゾン奥地で暮らす未知の民族、キズキ族と接触することに成功する。未知の言語を話す彼ら相手にジェスチャーや絵を使用してコミュニケーションを図り、親睦を深めていった。そして本命の血液サンプルを入手し、調査をしてみると、ホモ・サピエンスでは別の人種・隠蔽種の可能性が浮上したのだ。世紀の大発見に沸き立つ調査団だったが、メンバーの一人が首を切断された状態で発見された。状況から犯人は残りのメンバー内にいる。疑心暗鬼に陥る中、最悪な結末を向かることになる。

 

生き残った犯人とキズキ族の女性・ミラは日本に帰国し、隠蔽種の秘密に斬り込んでいく。ところが殺戮の連鎖が止まることなく、次々と関わりのある人物は退場していく。隠蔽された人類の謎が解き明かされた時、予想を裏切る結末が用意されていた。

 

感想/まとめ

とんでもない物語でした。

深く考えないのが正解ですね。