服部まゆみさんの「この闇と光」を読んでみた 感想
今回紹介するのは服部まゆみさんの「この闇と光」です。盲目の王女・レイアは、優しき父と美しいドレスや花、物語や音楽に囲まれて暮らしていた。しかし、レイアが13歳を迎えた日を境にこれまでのすべてが崩れ奪われ、明らかになる衝撃の真実とは?
この闇と光
戦争で母と視力を失った盲目の王女・レイアと父王は兵士たちに幽閉され、侍女のダフネと共に森の奥にある別荘での生活を余議なくされていた。
かつて国王であった父は国民の暴動を治めるために別荘を留守にすることがあった。忙しい父の代わりにダフネがレイアの世話係を務めているのだが、とても厳しくいじめてくる。時には「殺してやる」と暴言を吐くこともあり、まだ幼いレイアは父が傍にいない寂しさから泣いてしまうことも多かった。
それでも父からの愛情と美しいドレスや花、朗読してくれた物語と音楽に囲まれてすくすく育っていった。
しかし、レイアが13歳を迎えたある日のこと、数年振りに外の世界へと連れ出されて見えてきた真実とは何か?
感想/まとめ
面白かった。これぞ!どんでん返し。
前半から中盤にかけて、また中盤から終盤へ向かうと全く違った世界感に驚くこと間違いないでしょう。あんまり深く触れてしまうとお楽しみがそがれてしまうのであれこれ調べる際にはご注意を!