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笹本祐一さんの「放課後地球防衛軍2 ゴースト・コンタクト」を読んでみた 感想

今回紹介するのは笹本祐一さんの「放課後地球防衛軍2 ゴースト・コンタクト」です。祥兵達が生まれ育った岩江町にも存在していた地球防衛軍。ひょんな事から一員となった天文部の前に地球外から何かがやってきた!

 放課後地球防衛軍

岩見大学の研究所で間瀬さんから地球防衛軍研修中の祥兵達はレクチャーを受けていた。大学の敷地内の倉庫には今の地球人の知識ではどうしようもできない宇宙人関連のオーパーツが厳重に保管されていた。みんなで一通り見学した後、研究所へ戻ると車の助手席にポツンと日本人形が座っており、どうやら勝手についてきてしまったようだ。

次の日、学校についてきた日本人形の鞠子さん。天文部 鞠子と書かれたネームプレートを首から下げて、天文部への入部も完了?ひとまず理科準備室へ待っていてもらうことにして、祥兵達は授業に出るため解散した。

 

授業中にさっそくどこかへ瞬間移動した鞠子さん。司書兼任委員長から図書室で日本人形を見つけたとの情報がもたらされて回収へと向かった。彼女が指さす本棚を除いてみたが鞠子さんの姿が見当たらない。またどこかへ行ってしまったみたいで捜索は打ち切りとなった。

そして、放課後になり目撃情報をホワイトボートに整理して貼り付けた。図書室から時計台へ、その後屋上へと向かい、徐々に校舎を登っているようにみえる。そうなると次なる目的地は天文台だと予想して向かうことにした。

 

前回来た時よりも定期整備のおかげできれいになった天文台に、、、いた。目的が分からず対処に困っていたところに電波研の篠木伝次郎が登場。今朝から妙な電波源が校内をあちこち動き回っているので、索敵してみたらここに辿りついたという。彼が語る電波の説明から、勘の鋭い祥兵は鞠子さんと電波の関係性にいち早く気付いた。鞠子さんに伝次郎と電波研メンバーを紹介して合同で調べていくことになる。

 

天文部や電波研メンバーと司書兼任委員長を巻き込んで大規模な実験から見えてきた日本人形・鞠子さんの正体。祥兵の機転を利かせてアイデアでコミュニケーションを図ることに成功した。ハイスペックな高校生たちだ。

 

 

感想/まとめ

面白かった。天文部のビジュアルがイメージ通りでより物語に引き込まれた。高校生たちによる学園ストーリー、王道で古き良きライトノベル、、、いやジュブナイルでしたよね。

 

まさか、日本人形を通して宇宙人と交流してしまうとは。僕も、日本人形には怖いイメージを持っていました。独特のオーラを感じますよね。ホラー系のお話しで知らず知らずのうちに怖いというイメージが染み込んでしまったのかもしれないですね。

この機会にちょっと調べてみたら、今風の可愛らしい子たちが画面上にお迎えしてくれました。まぁ値段もそれ相応しますね。

悠美ちゃんが鞠子さんを抱えているシーンを脳内でニヤニヤしながら次回作を待ちたいと思います。

 

なるべく早く三巻が刊行されることを願っています!