知念実希人さんの「リアルフェイス」を読んでみた 感想
今回紹介するのは知念実希人さんの「リアルフェイス」です。金さえ積めばどんな要望にも応じる天才美容外科医のもとに、奇妙な依頼が次々と舞い込む。医療サスペンスミステリーを堪能あれ！
リアルフェイス
▼第一章 芸術を刻む外科医
腕はいいが、金にうるさく自分のことを天才と疑わない自信家でもある天才美容外科医：柊貴之。そんな彼のクリニックで麻酔科医として働くために面接にきた朝霧明日香（すぐに採用）と看護師の一色早苗の三名という少数精鋭でクリニックは運営されている。
妻の顔を亡くなった前妻の顔に変えてほしいとう依頼。依頼人である巨大企業の会長さんは三千万と言う破格の手術費用にも関わらず、即決で迷う様子がない。たまらず明日香は奥さんへホントに手術してもいいのか確認を取ったところ、主人が望むならと意志を持っておりこちらとしては引くしかない。
しかし当の柊が、手術を引き受けることを決めていなかった。私は「美」を造り出す「芸術家」でありたい。このままでは引き受けることはできない、奥さんの本心はどこにあるのか問いを投げかけた。
彼女の本心とはいかに？術後に明かされた想いとは何か？
▼第二章 仁義なきオペ
別の顔にしてくれとヤクザがらみの依頼が舞い込んだ。組長の息子さんが別組のお金を使いこんでしまい身の危険を感じて依頼にきたのだ。しかし「美」を理由に拒否する柊である。まだ何か隠していると睨んだのだ。
組長がプライドを捨て、恥をさらけ出してまでお願いしたい理由とは何か？
▼第三章 虚像の破壊
過去に整形手術を行った女優さんが最後の望みをかけて柊の元を訪ねてきた。人気が低下して厳しい芸能界で生きていくにはメスを入れ続けるしかないと精神的にも追い込まれている。そんな彼女に施した柊マジックとは何か？
▼第四章 二枚のペルソナ
整形連続美女連続殺人事件の謎と突然消息を絶った柊貴之と一色早苗は関係しているのか？明日香は柊を追うジャーナリストと行方を追うことになるが、、、
感想／まとめ
知念さんの作品は、個人的に合う合わないが露骨にでてしまうので今回のは残念ながら合いませんでした。キャラクターが無理でした。
次回作に期待したい。
