大山誠一郎さんの「仮面幻双曲」を読んでみた
今回紹介するのは大山誠一郎さんの「仮面幻双曲」です。
仮面幻双曲
あらすじ
時代は昭和。探偵の川宮兄妹のもとへ依頼が舞い込んだ。依頼主は、古部製糸という紡績会社の社長。内容は、双子の弟から殺害予告が届き、ボーディガードを頼まれた。
弟は、兄と争いごとを起こし家を出た。上京し、腕のいい整形外科医によって顔を変え、行方をくらませていた。
依頼主のお宅へ訪ねた日、部屋の前で寝ずに番に就いた夜に兄は予告通りに殺されてしまった。
いったいだれが、どのようにして殺したのか?
感想/まとめ
昭和が舞台のため、馴染みのない単語がいくつか出てきた。
なんといってもあのトリックが今作のキモでしょう。なるほど、と心の中で叫んでしまいましたよ。
ただ、その点で満足してしまったためか本筋が薄くなってしまった。
双子の題材を上手く見せ、読者を誤った方へ導く手法は見事でした。