畑野智美さんの「家と庭」を読んでみた 感想
今回紹介するのは畑野智美さんの「家と庭」です。予備知識なしで表紙に釣られて読み始めた本です。
家と庭
四季折々の花を楽しむことができる家に住む家族の物語。
母親、姉、妹の女性陣が多い家族構成の中、ただひとりの男陣の望。
大学を卒業してから2年、就職することなくフリータ―をしながら生活する毎日だ。
そんなある日、長女が娘を連れて帰ってきたのだ。
これが一家の転機となる。
家族に悩みがあり、進むべき道が分からず迷っている状態だ。
それを助けてくれるのは家族であり、友人であり、恋人でもある。
生まれ育った家を旅立っていく家族達。
家族や友達、幼なじみの変化をまじかで見て、残された望にもある望が芽生えたのであった。
感想/まとめ
家族という点にスポットが当たるので好きな方におススメ。
テンポも良く、会話も楽しく、すらすら読めました。
ただ個人的にはそれだけの印象が強く、次第に埋もれて、忘れていくだろう。
帰る場所があることは幸せなことですね。