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石持浅海さんの「届け物はまだ手の中に」を読んでみた 感想

今回紹介するのは石持浅海さんの「届け物はまだ手の中に」です。

届け物はまだ手の中に

楡井和樹(にれいかずき)は、恩師・益子の仇である江藤を殺害して復讐を果たした。しかし、これで終わりではない。警察に捕まるまでにやることがある。かつての親友で同じように益子に救われながらも復讐を捨てた設楽宏一(したらこういち)に、この結果を知らせなければ復讐は完成しないのだ。

そんな思惑で復讐の証拠を片手に設楽家を訪れた楡井を迎えてくれたのは、設楽の妻・さち子、妹の真澄、秘書の遠野の美女三人組である。約束もせずに、アポなしで訪ねた楡井を招き入れてくれて、息子の誕生日パーティにも飛び入り参加させてもらい居心地の良い時間を過ごしていた。

ところが肝心の設楽が一向に姿を見せない。急な仕事で書斎に籠っているというが、いくらなんでも遅すぎるのではないか。一方歓待されていた楡井も不審な発言や行動を繰り返す彼女らに違和感を感じるようになっていた。

 

いったい設楽家で何が起きているのか。

復讐者楡井が探偵となり、いま謎を解き明かす。

 

感想/まとめ

面白かった。

碓氷優佳シリーズも大好きで、この手の心理戦、駆け引きはつい夢中になって読んでしまう。

疑問も残るが、この結末はハッピーエンドで良かったのかな?