近藤史恵さんの「シャルロットの憂鬱」を読んでみた 感想
今回紹介するのは近藤史恵さんの「シャルロットの憂鬱」です。
シャルロットの憂鬱
シャルロットは四歳になる雌のジャーマンシェパード。怪我で警察犬を早くに引退し、池上浩輔・真澄夫婦の元へにやってきた。元警察犬ということできちんとしつけられており、初めて犬を飼う二人にも安心材料にもなった。大きい図体をしているのに臆病で、イタズラ大好きな女の子。子供のいない二人にとってすぐに家族の一員としてかけがえのない存在になっていった。
▼シャルロットの憂鬱
ある日二人が留守中に空き巣に入られてしまう。幸い、盗られたのは置いてあった現金だけで留守番中のシャルロットはベットの下に隠れていて無事であった。ところで、警察が近所の聞き込みをした結果、犬が吠える声は聞こえなかったと証言した。異変を感じると大きく吠えることは、過去の経験でも分かっている。
何故今回は吠えなかったのだろう。
▼シャルロットの友達
シャルロットはチワワに噛まれて鼻を怪我してしまう。幸い、傷は軽く、大事には至らなかったが、チワワの飼い主は仲間内での評判があまりよろしくない。苦情を入れることは簡単だが、このことがきっかけでチワワが処分されることを恐れた真澄は静観することにした。
それから二週間ほど経過したある日のこと、小学生くらいの女の子がシャルロットを訪ねて来るようになった。犬の扱いにも慣れているらしく、シャルロットとすぐに打ち解けた様子で微笑ましい光景を眺めていたが、なぜか足に噛みついてしまう。
いったいなぜだろう。
▼シャルロットとボーイフレンド
犬を飼うと知り合いが増える。そのことを実感した浩輔・真澄だったが、中には不本意なトラブルを持ちこむ飼い主もいる。なにかの拍子で迷子になった柴犬を保護した二人はある人物の企みに気が付いて、、、
▼シャルロットと猫の集会
早朝シャルロットの散歩に出かけると、猫の集会と遭遇した。このところ仕事が忙しく寝不足気味の真澄だったが、いい気分転換になった。後日、同じ時間、同じルートを散歩していると、猫の集会を行っていた付近で、怪我をしている子猫を発見した。保護した子猫を巡り、思わぬ展開が待っていた。
▼シャルロットと猛犬
土佐犬の飼い主の狙いに気が付いた浩輔・真澄は、間一髪のところで、、、
▼シャルロットのお留守番
自宅の庭に足跡が残されていた。
お留守番中のシャルロットは吠えず、番犬としての仕事はどうしたの。
感想/まとめ
面白かった。
動物は癒されるが、実際は苦手な僕である。
だから動画や画像でお世話になります。