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西澤保彦さんの「沈黙の目撃者」を読んでみた 感想

今回紹介するのは西澤保彦さんの「沈黙の目撃者」です。

沈黙の目撃者

▼沈黙の目撃者

退職した元刑事・麻薙良雄が自宅で殺害された。捜査を担当する塙反幟流(はねさかのぼる)は、現役中も退職後も公私ともにお世話になった先輩であり、ここにも何度かお呼ばれしたことがある。つい先月もご飯に誘われ、彼の手料理をご馳走になったばかりである。

現場に足を踏み入れてから漠然とした違和感を覚えた。すぐにその正体は明らかになり、ビアマグとビール缶であった。一滴も酒が飲めない麻薙宅になぜ置いてあるのか。また、第一発見者の隣人は助けを求める女性の声を聞いていた。その女性はいったい誰なのか。

 

▼まちがえられなかった男

朱馬佐織という女性が殺害された。昨日彼女と偶然再会して食事に誘っていた凡海大樹は驚きを隠せない。それもそのはず、約束の時間になっても彼女は現れなかった。ナンパ目的で嫌気がさしたのか、それとも既婚者なのが見抜かれたのかとその時は深く考えていなかったのだが、その時間にはもう殺害されていたのだ。

 

家庭教師をしていた少年の母親との秘密の関係(▼リアル・ドール)

佐保梨という女性を巡って男たちの複雑な争い(▼彼女の眼に触れるまで)

女子中学生と担任の物語(▼ハイ・テンション)

 

感想/まとめ

西澤さんの小説は好きだが、今回はそこまで、、、って感じですね。

特殊設定を頭にエロにグロに何でもアリの荒業。

性別の垣根を越えて、オープンなのは今回も健在でしたね。