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似鳥鶏さんの「生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班」を読んでみた 感想

今回紹介するのは似鳥鶏さんの「生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班」です。

生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班

花人(かじん)という特異人間が生まれた世界の物語。花人は常人には聞こえない周波数で会話をすることができ、それは超音波会話(超話)と呼ばれている。そのほかに名前の由来となった顕著な特徴として百合の花に似た香りを発する。容姿、頭脳、身体能力、センスにおいても常人以上の能力を持ち、社会的成功者になる人が多い。

 

そのためか花人は犯罪を犯すことがほとんどない。たとえ事件に関わることになっても警察の捜査に協力的である。容疑者の中に花人がいても、まず捜査対象者にならない。警察の中にも、花人と常人で対応が分かれているのが実態である。

 

そんな花人を妬む常人も多い。差別が蔓延し、危うい社会の現状で花人絡みの事件が起きてしまう。犯罪など起こすことが花人による凶悪事件はなぜ起きたのか。捜査一課の火口と花人捜査官の水科は事件とその裏に隠された陰謀を追うことになる。

 

感想/まとめ

花人の設定は面白いが、こういった内容は読んでいて気持ちのいいものではない。