北森鴻さんの「花の下にて春死なむ」を読んでみた 感想
今回紹介するのは北森鴻さんの「花の下にて春死なむ」です。
花の下にて春死なむ
バー「香菜里屋」のマスター工藤哲也が、常連客から持ちこまれた様々な謎を優しく解き明かしていく短編集である。
▼花の下にて春死なむ
自由律句『紫雲律』の同人である片岡草魚こと、片岡正はごく一部の同好者に見守られながら旅立っていった。俳句仲間でもあり、個人的にも深い付き合いがあった飯島七尾は、過去に隠された秘密を知る為に彼の故郷を訪れることにした。
▼家族写真
「ある家族写真の謎」という新聞記事を読んだ常連客たちは、さまざまな推測を立てて盛り上がる。それをこっそりと聞いていた別の客は一つの答えに辿りつく。
▼終の棲み家
フリーカメラマンの妻木信彦は「終の棲み家」という作品で受賞することができた。そのおかげで個展を開くことができたが、街中に貼った宣伝ポスターが盗まれるてしまう。一体誰が何の目的でこのような行為に及んだのか。
▼殺人者の赤い手
「香菜里屋」の近所で殺人事件が発生した。マンションから逃げ出す不審な男の後ろ姿を目撃した小学生は、赤い手の魔人に間違いないと証言した。それは最近小学生のあいだで流行っている怪談話のようで、、、
▼七皿は多すぎる
回転寿司でマグロばかり七皿を食べる男の正体とは?
▼魚の交わり
七尾がまとめた片岡草魚の記事は思わぬ反響を呼んだ。
感想/まとめ
う~ん。あんまりピンとこない。完結しているようなので一応全部読んでから判断したい。
こういっちゃなんだが、謎のよりマスターの料理が気になる。