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坪田侑也さんの「探偵はぼっちじゃない」を読んでみた 感想

今回紹介するのは坪田侑也さんの「探偵はぼっちじゃない」です。

探偵はぼっちじゃない

緑川光毅は受験を控えた中学三年生である。ところが勉強に集中できる環境とは程遠く両親とは受験のことですぐに言い争いになり、折り合いが悪いし、学校では居場所を得るために偽りの自分を演じて息詰まり消耗する毎日。

そんなある日、ひょうんなことで同級生の星野温と一緒に推理小説を書くことになった。緑川はシナリオ、星野はトリック担当することに決まり、共同作業するにつれて次第に本当の居場所と友人を得られたことで充実感いっぱいになった。

 

新任教師の原口先生は、父親が理事長をしているという立場から周囲からの偏見な目で見られることも多い。常日頃から周囲を見返してやろうと熱意を持って行動するが、残念ながら成果が得られない。

そんなある日、同僚の石坂先生が自殺サイトでやり取りしていることを知ってしまった。そのサイトには学園の生徒らしき人物がいることに気が付いた二人は、自殺を防ぐために動き始める。

 

生徒と先生の視点から物語は進められ、二つの物語が交差する時、衝撃の真実が明らかになる。

 

感想/まとめ

作者さんが若くて驚いた。