~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

短編

歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム2.0」を読んでみた 少々ネタバレあり/感想

今回紹介するのは歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム2.0」です。インターネット上に集まって推理ゲームを楽しむ五人。しかし、彼らが行っているのはただの推理ゲームではない。ここで語られる事件はすべて現実世界で発生したもので、出題者の手によって実行され…

米澤穂信さんの「本と鍵の季節」を読んでみた ちょっとネタバレ/感想

今回紹介するのは米澤穂信さんの「本と鍵の季節」です。図書委員の男子高校生二人が遭遇する青春ミステリー。甘いだけでなくほろ苦さも青春のひとつ。また謎を解明した後の二人の関係が変化していく過程にも注目して読んでほしい。

芦沢央さんの「火のないところに煙は」を読んでみた 感想

今回紹介するのは芦沢央さんの「火のないところに煙は」です。怪談をテーマとした短編集。どのお話も背筋が凍ると言う言葉を体験できるほど完成度が高い。可能なら昼間に読むことをおススメします。(深夜読んで失敗した体験談からのアドバイス)

歌野晶午さんの「そして名探偵は生まれた」を読んでみた 感想

今回紹介するのは歌野晶午さんの「そして名探偵は生まれた」です。表題作を含む3篇で構成された短編集。今回は密室、孤島、館をテーマとして楽しませてくれます。

殊能将之さんの石動戯作シリーズ「樒/榁」を読んでみた 感想

今回紹介するのは殊能将之さんの石動戯作シリーズ「樒/榁」です。樒編は水城優臣が登場、榁編は石動戯作が登場する。同じ地で起きた密室をそれぞれ解決するお話し。必ず『鏡の中の日曜日』を先に読んでくださいね。ネタバレがありますので。

島田荘司さんの「御手洗潔の挨拶」を読んでみた 感想

今回紹介するのは島田荘司さんの「御手洗潔の挨拶」です。御手洗潔シリーズ第3弾になります。人気、評判の高い数字錠をはじめとした名作が揃った短編集。この本を読めば御手洗潔という人物象がわかること間違いなし。

夏川草介さんの「本を守ろうとする猫の話」を読んでみた 感想

今回紹介するのは夏川草介さんの「本を守ろうとする猫の話」です。本について考えさせられる、本好き嫌い問わず是非読んでみてほしいですね。

相沢沙呼さんの「ロートケプシェン、こっちにおいで」を読んでみた 感想

今回紹介するのは相沢沙呼さんの「ロートケプシェン、こっちにおいで」です。今作は人間関係の悩み、いじめがテーマになっており長編、形式は連作短編で進められます。個人的に苦手なテーマですが、須川君と酉乃さんの活躍に期待したいです。

相沢沙呼さんの「午前零時のサンドリヨン」を読んでみた 感想

今回紹介するのは相沢沙呼さんの「午前零時のサンドリヨン」です。マジックと日常の謎をミックスした青春小説。作者はマツリカシリーズで紹介した相沢さん。作者本人もマジックを嗜んでいるらしく期待できますね。

米澤穂信さんの「儚い羊たちの祝宴」を読んでみた 感想

今回紹介するのは米澤穂信さんの「儚い羊たちの祝宴」です。前回紹介した『満願』と同様、闇、ホラー感漂う連作短編集です。バベルの会と呼ばれるサークルの正体とは。最終章で明かされる驚きの結末をお楽しみに。

池永陽さんの「珈琲屋の人々」を読んでみた 感想

今回紹介するのは池永陽さんの「珈琲屋の人々」です。『珈琲屋』という喫茶店を営んでいるマスター行介を中心に商店街関わる人々の悩みや相談を解決していく連作短編集になっています。NHKでもドラマ化されています。

森見登美彦さんの「夜行」を読んでみた 感想

今回紹介するのは森見登美彦さんの「夜行」です。森見さんの作品は読んだことがなく、アニメ「有頂天家族」を見たくらいです。他にも『夜は短し歩けよ乙女』『きつねのはなし』などの代表作があるので、そちらも是非読んでみたいですね。

米澤穂信さんの「満願」を読んでみた 感想

今回紹介するのは米澤穂信さんの「満願」です。 第27回山本周五郎賞受賞2015年版「このミステリーがすごい!」第1位2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位2015年版「ミステリーが読みたい!」 第1位 2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、ク…

加賀恭一郎シリーズ東野圭吾さんの「新参者」を読んでみた

今回紹介するのは加賀恭一郎シリーズ東野圭吾さんの「新参者」です。シリーズ第8弾です。今までと違った構成になっており、全9章、各章ごとに主人公が変更していきます。それぞれの章で様々な人と関わり、小さな謎をといていくうちに本筋である殺人事件に…

加賀恭一郎シリーズ東野圭吾さんの「嘘をもうひとつだけ」を読んでみた

今回紹介するのは加賀恭一郎シリーズ東野圭吾さんの「嘘をもうひとつだけ」です。シリーズ第6作目。嘘にまつわる5つの短編集。

叙述トリックの名手 折原一さんの「グランドマンション」を読んでみた 感想

今回紹介するのは折原一さんの「グランドマンション」です。もちろん今作も連作短編集ながら叙述トリックの嵐。何が起きるかわからないドキドキ、最後まで楽しめますよ。

歌野晶午さんの「ハッピーエンドにさよらなを」を読んでみた

今回紹介するのは歌野晶午さんの「ハッピーエンドにさよらなを」です。かわいらしくも、意味ありげな表紙。タイトルから分かるようにハッピーエンド皆無な短編集です。