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東野圭吾さんの「レイクサイド」を読んでみた 感想

今回紹介するのは東野圭吾さんの「レイクサイド」です。

レイクサイド

中学受験を控えた四組の親子が、姫神湖別荘で開かれた勉強会に参加した。そのうちの一人、並木俊介(なみきしゅんすけ)は、そもそも息子・章太の中学受験にあまり乗り気ではなかった。他の親や妻・美菜子が語る受験第一とは考え方が違い、結果的に夫婦仲にも影響を及ばしていた。これまで章太の進路についてはノータッチだった俊介が、なぜ今回勉強会に参加したのか。それは、妻の浮気相手を突き止めるためであった。仕事仲間でもあり、愛人関係でもある高階英里子に証拠掴みの調査を任せて、事を有利に進めるために先手を打とうとしていたのだ。

 

すると彼女がアポなしで別荘を訪ねてきた。予想外の訪問に俊介は戸惑いを見せるが、証拠を掴んだと匂わす発言をしたので、夜に別荘近くのホテルで会う約束をして別れた。ところが約束の時間になっても英里子は現れなかった。仕方がないので俊介は別荘に戻るが、待っていたのは英里子の死体でした。俊介がホテルで待ちぼうけを食らっていた頃に彼女は別荘に現れて、俊介と別れるよう美菜子に詰め寄っていた。その言い争いの最中に冷静さを欠いて殴り殺してしまったと、美菜子は涙ながらに告白した。警察に通報しようとする俊介を他の家族が止め、死体を始末して、事件を隠蔽しようと提案を持ちかけた。立場上彼女と愛人関係という負い目もあり、その提案に乗っかり、彼らと協力して英里子の死体を湖に沈め、彼女の形跡を消すために動き出した。

 

しかし、何故彼らは犯罪に手を貸してまで事件を隠蔽しようとしたのか。

その真相に俊介が辿りついた時、いったいどんな選択を下すのか。

 

感想/まとめ

面白かった。

俊介が下した決断が正しいかどうかは分かりませんが、救われた人がいたのは確かなことでしょうね。