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岡崎琢磨さんの「バタフライワールド 最後の六日間」を読んでみた 感想

今回紹介するのは岡崎琢磨さんの「バタフライワールド 最後の六日間」です。

バタフライワールド 最後の六日間

バタフライワールド(通称BW)は、蝶の翅が生えた人型アバターが生息するVR世界である。BWでは非暴力が徹底されており、他のアバターに暴力を振るうことは不可能だ。現実世界に絶望し、BWこそがすべてだとのめりこむひきこもりプレーヤーの花沢亜紀(はなざわあき)は、食事と排泄のためにいちいちログアウトするのも億劫に感じるほどのBW廃人であった。

 

そんな時、ログアウトすることなくBWで生活しているプレイヤーがいるとの噂を耳にする。その噂の真偽を確かめるために相棒のマヒトと共に、彼らの生活拠点になっている〈紅招館〉を訪ねた。ところが着いて早々に、何者かによるクラッキングの影響を受け、そのエリアに閉じ込められてしまう。非常事態だからと館の主、クリスからの宿泊の許可がもらえたことでひとまず安心するアキたちだったが、翌朝、住人の一人がナイフで刺されて死んでいるのが発見された。

 

非暴力が徹底されたこのBWで、殺人なんて起きるはずがないのに、、、

 

感想/まとめ

VR世界を舞台とした特殊設定ミステリー。いや~面白かった。

非暴力が徹底された世界で、いかにして殺人は起こったのか。

この抜け道を探すような考察も楽しかった。