八重野統摩さんの「終わりの志穂さんは優しすぎるから」を読んでみた
今回紹介するのは八重野統摩さんの「終わりの志穂さんは優しすぎるから」です。志穂さんは何かを隠している様子。彼女か隠す真実とは?
終わりの志穂さんは優しすぎるから
あらすじ
季節は夏。絵を描くために東京からはるばる船に乗って咲留真島に来ていた。一応地図上では東京都ではあるがコンビニ、スーパーなどはなく、電車もバスもないない。観光客もほとんど来ない静かな島であり、集中して絵を描くには絶好の場所である。
この夏、自分が納得できる作品を、描くことができなければ、ここに骨を埋める決意を持ってこの島までやってきた。
ある日、織川志穂という女性と出会う。彼女は、幽霊が見えるらしい。ほんとかどうかわからないが、彼女と触れあううちに何か隠していることに気がつく。
彼女が明かした真実とは?
感想/まとめ
鈍い僕でも想像できた予想通りの結末でした。それでもみんなにとってのハッピーエンドだったので後味は悪くなく、安心しました。ホラー要素は薄いのでその点は大丈夫ですよ。
二度見してみるとプロローグから第一章に移る感じが自然に受け入れていましたね。志穂さん驚きすぎでしょうと思いましたが、ちゃんとした理由があったんですね。
これからの季節にピッタリの作品です。のどかな島に観光に行きたくなっていたましたよ。