~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

中村文則さんの「教団Ⅹ」を読んでみた

今回紹介するのは中村文則さんの「教団Ⅹ」です。とても分厚い本。

ネットやテレビなどで紹介され知っている人も多いでしょう。僕もその一人です。「宗教」がテーマになっており躊躇していましたが、今回手に入れたのでさっそく読んでいきましょう。

 教団Ⅹ

あらすじ

楢崎は、失踪した立花涼子を探偵であり友人の小林に彼女の調査を依頼していた。調べてみると彼女はある宗教団体に関わりがあることが分かった。

楢崎は、彼女を追い宗教施設を訪ねる。調査報告書には松尾正太郎という人物が教祖と表記されている。

 

施設は、見渡しても全体的にゆるい感じが見受けられる。出迎えてくれた人達も普段着を着ており驚く。

目的である立花涼子ことを聞くと、確かに彼女はここにいたと教えられる。しかし、松尾さんを騙し、大金を持ち逃げしたグループの一員。現在は「教団Ⅹ」と名乗る団体の幹部らしい。

 

楢崎は、施設を出た後、教団Ⅹの関係者とみられる人物に声をかけられ用意された車に乗り込むのだった。

 

彼女はどこに消えたのか、そして楢崎の運命は。

 

感想/まとめ

 確かに人を選ぶ作品ですね。個人的には苦手でした。ボリュームもあり読み応えがあると言える人には満足できる作品なのでしょう。

 

宗教団体を対照的登場してくれたの部分は分かりやすく面白かった。「光」と「闇」をイメージできたし、リアルさを感じることが出来た。

宗教=エロの方程式が改めて僕の中で強くなったことが収穫。

宗教、科学、テロ、貧困、戦争、歴史、宇宙理論など語っていましたが残念ながら一ミリも理解できなかったので、逆に性描写だけは食い入るように読んでいたことを報告しておきます。

 

おススメです!と言いきれるほど理解できていないので今回はいいません。