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岬鷺宮さんの「三角の距離は限りないゼロ4」を読んでみた 感想

今回紹介するのは鷺宮さんの「三角の距離は限りないゼロ4」です。変わってしまった彼を取り戻すために動き出すシリーズ第四弾!

三角の距離は限りないゼロ4

文化祭から一ヶ月、秋玻に振られた矢野は廃人のような姿になってしまい、秋玻や春珂が一生懸命話しかけても上の空である。以前の矢野には程遠い精神状態で彼女たちの元気は空回りしていた。

さて舞台は文化祭と並んで高校のメインイベント修学旅行である。進学校である宮前高校では修学旅行を終えたころから将来を考える時期に入る。ゆっくりできるのは、今年の修学旅行までだ。

秋玻や春珂は当然のように矢野と同じ班を希望するが、ちょっとした行き違いで別の班に分けられてしまった。前途多難なスタートを余儀なくされた二人だが、「矢野くんを元に戻そう作戦」を決行するために積極的に話しかけていく。

 

しかしこれといった進展がないまま最終日を迎えてしまう。それでもようやく訪れた思い出の地で二人っきりの時間。自分自身のことが分からなくなってしまった矢野と彼のことを好きなのは絶対的な秋玻と春珂。そんな現状を打開するために彼女たちが用意した提案は危険な賭けでもあり、また泥沼を抜け出せる可能性も残されていた。

 

すれ違って辿りついた、切なく、愛しい三角関係恋物語

 

感想/まとめ

面白かった。

修学旅行中に様子がおかしくなった矢野君を元に戻そうと奮闘する秋玻ちゃんと春珂ちゃん。なんて健気な人なんだ。最後の最後で甘い誘惑のような提案は共依存とかドロドロ感が増していく可能性もあり、三角関係はどうなることやら。どっちに転ぶか予想できない結末を確かめるために、最後までお付き合いしますよ!

 

修学旅行懐かしい響きだ。

歳をとったな~