~読んできた本の足跡~

~のんびりまったり日々読書~アニメや雑談も~

土橋真二郎さんの「扉の外Ⅲ」を読んでみた 感想

今回紹介するのは土橋真二郎さんの「扉の外Ⅲ」です。ゲームに敗北してしまい配給が止まった二組。人工知能のソフィアから再配給のチャンスとして提示されたオンラインゲーム。扉の外へ迫ることはできるのかシリーズ完結編!

 扉の外Ⅲ

ゲームに敗北して配給が止まってしまった二組。水とゼリーで命をつなぎ、ヘルメットから流れる映像で時間を潰していた。ゴールのない現状と腕輪に管理・監視されている不安定な状態が続いていた。

人工知能ソフィアからオンラインゲーム(名をラビリンスゲーム)に参加することで配給のチャンスがありますと提示を受けた。中山美鈴は、バラバラに散っているクラスメイトに向かって叱咤して議論を始めた。そして美鈴を中心に偵察を兼ねて、まずは少人数で参加することになった。

 

ラビリンスゲームは、ヘルメットを装着して仮想世界で行われる。内容は、敵を銃で倒すサバイバルゲーム。敵を倒してもらえるお金で、アイテムや装備を購入することができる。また、配給に必要なクラブカードも手に入れることができるので、美鈴達が持ち帰ったクラブカードを見て歓声が挙がった。これを境にゲームへ参加する者が増え、クラスの雰囲気も良い方向へ転がって行った。

そして、三つの扉をくぐり抜けてゴールしたプレーヤーには外への脱出と、豪華特典が与えられることも分かった。

 

クラスメイトは一致団結してゲームを進めていくことになるが、別のクラスや謎の存在との接触があり、一筋縄ではいかなかった。まして、人が絡んだことでトラブルの発生し、一転してよからぬ方向へ。美鈴達二組の生徒は、無事ゴールへと辿りつくことができるのか?

 

そして、三つ目の扉をくぐった先に待っていたゴールの正体とは?

ついに、なぜここに閉じ込められていたのかが明らかになる!

 

感想/まとめ

う~ん。消化不良で謎を残したまま完結してしまった感じ。

あとがきが一番好き。