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木下半太さんの「悪夢のクローゼット」を読んでみた

今回紹介するのは木下半太さんの「悪夢のクローゼット」です。クローゼットという閉鎖空間を舞台とした悪夢シリーズ。今回も二転三転するのはあたりまえ。結末はいかに!

 悪夢のクローゼット

あらすじ

清冠学園野球部のエース・長尾虎之助は「キラキラ王子」と呼ばれる国民的アイドル。ある日、学園のマドンナ教師・みな美先生の寝室に誘われ、“これから”という時に、突然の来客が……。クローゼットに押し込められた虎之助が、扉の隙間から見たのは、意外な人物の登場と、殺人の瞬間だった。明るい未来が約束された虎之助の人生が、一気に暗転!?

 

 

みどころ

野球部のエース・虎之助は学園のマドンナに誘われてマンションへ。野球で食べていくつもりの虎之助はスキャンダルを恐れて私生活では問題を起こさないように警戒していたがそこは思春期真っ盛りの高校生、誘惑に勝てず先生のマンションを訪ねるが思いもよらない展開が待っていたのだ。

 

マドンナ教師・みな美先生と関係をもっていた学園の先生が集まりだして争いごとを始めてしまう。とっさにクローゼットに隠れて扉の隙間から見た光景は、殺人の瞬間。

 

この先の展開は笑えるほどバカバカしいので実際に楽しんでください。

 

感想/まとめ

マンションの一室でよくこんなに話が広まるものだと感心。

 

登場する先生方みなさんいい意味であほらしくて会話が楽しい。

 

 

僕も鼻炎持ちなので埃は天敵。ベットの下の描写は読んでるだけで鼻がむずむずしてきた。

 

虎之助の人生設計は崩れたけど、エピローグで見られた成長具合からすると成功するでしょうね。頑張って欲しい。