長谷川夕さんの「僕は君を殺せない」を読んでみた
今回紹介するのは長谷川夕さんの「僕は君を殺せない」です。
誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必須、新感覚ミステリー
この一文に惹かれ今回手に取ってみました。
僕は君を殺せない
あらすじ
夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。――一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、思いがけない点で結びつく……!!すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂……??誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!
みどころ
だれが「僕」で、だれが「君」なのか考えながら読んでみるといいと思います。
この文から叙述トリック、どんでんがえし系の雰囲気満々ですよね。
感想/まとめ
正直期待しすぎたせいか拍子抜けした感じが強く残ってしまった。裏表紙のあらすじから期待大でしたが、いざ読んでみると、う~ん、わかりにくいの一言。登場キャラ達の心理描写はビシビシ伝わってくるので混乱する構成部分だけが残念でした。
僕の理解力がないだけかもしれませんので気分を悪くしてしまった方はごめんなさい。
叙述トリック、どんでんがえし系でおなじみのうおー、すげーというトリックは感じられなかったが、「おれ」と「僕」2視点の進み方は、好きなパターンなのでわくわく、ドキドキしながら最後まで飽きずに読めた。
おまけ?の短編の方が内容としては好きでしたね。