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土橋真二郎さんの「扉の外Ⅱ」を読んでみた 感想

今回紹介するのは土橋真二郎さんの「扉の外Ⅱ」です。勝者がいれば敗者がいる。訳がわからないままゲームに敗北してしまった八組に次のゲームが用意されていた。そのステージはさらなる対立を生み、波乱の幕開となった。

扉の外Ⅱ

高橋進一のクラスの配給は止まっていた。勝者がいれば敗者がいる。訳がわからないままゲームに敗北してしまった八組は、何をすることもなく立ち止まっていた。それでもまとめ役の高橋は何か言いたそうなクラスメイトの巻真希(マキマキ)に案内されて隠された上のエリアへ向かった。そこで、他のクラスと合流して新たなコミュニティーが結成された。

 

A~Dエリアに分けられた部屋。腕輪をつけた人間は登録することでそれぞれ違ったメリットを受けることができる。逆に腕輪がない人間は制御された。高橋は、とりあえずこのエリアの存在をクラスメイト達に知らせた。彼の丁寧な説明により、大きな混乱もなく振り分けは簡単にかたがついた。各々がここでの生活に順応していった。

唯一つ、異彩を放っていたのは鳥籠に閉じ込められていた蒼井典子の存在だった。真下は穴が開いており、落ちたらひとたまりもない。彼女を想う高橋の心境は揺れ動いていた。

 

ゲームはカードを使用。人間と天使と悪魔のカードをじゃんけん形式で勝負する。人間と天使のカードは一度使用すると機械に回収されて使えなくなるが、悪魔のカードは手元に戻ってくる。ゲーム上数枚しか存在しない悪魔のカードの使い方が勝敗を分けることになる。また、エリアごとにライフが設定されており、勝ち負けによって変動する。下のシェルターと同様に配給されたお金でアイテムを購入することができる。戦況を変えることが出来るアイテムもあるが、、、

 

最後に立っている勝者は誰だ!

 感想/まとめ

う~ん。

続編だけど別クラスなので登場人物は変更されています。正樹愛美さんと蒼井典子さんは引き続き登場してます。彼女たちが鍵を握っているのかな。同調、うらぎり、反発、肉体的、精神的に追い詰められた人間の感情の変化が激しい。自分より立場が上か下で態度を急変する。人間の汚さや醜さがより強調された描写が多かった。

上には何があるのか気になるので最後まで読みますが、僕は退場気味です。

 

あとがきが勝者だよ。ヤバすぎでしょう。