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木下半太さんの「悪夢の水族館」を読んでみた

今回紹介するのは木下半太さんの「悪夢の水族館」です。今度の舞台は水族館。あのマッキーさんが今回も登場。活躍をご覧あれ!

 悪夢の水族館

あらすじ

花嫁の晴夏は、「新郎を殺せ」と、ある人物から命じられている。晴夏の実家に何年も棲みつき、家族全員から「先生」と慕われている、深海魚似の醜い男、“洗脳師"深作だ。この男を追って、晴夏と同じホテルには、「洗脳外し」のプロや美人ペテン師が集結していた。彼らは救世主か、それとも……。誰を信じ!? 生死を懸けた駆け引きに“全員"が騙される!

 

みどころ

物語の中心は深海魚似の醜い男、洗脳師こと深作。

新郎を殺せと命じられている新婦の晴夏。彼女は深作に洗脳された家族を人質に囚われている。まさしく天秤に掛けられている状態だ。

悪魔シリーズおなじみのマッキーは常連客であり少女漫画家である八王子と気分転換も兼ねて沖縄に来ていた。

そこに洗脳外しのプロ白鳥、ペテン師の桜、結婚記念日で来ていた老夫婦が絡んでくる。

だたでは終わらないこの悪魔シリーズ。今回も驚きの結末が待っている!

 

感想/まとめ

今回も文章が読みやすく。素早く、楽しめて、いつもの悪魔シリーズが健在でしたね。ただ、序盤は登場キャラの掴みが難しく、珍しく混乱してしまう場面もあったが最終的にはいい味を出しているいつものみなさんでしたね。

 

最終場面登場キャラが集結するシーンは震えましたね。燃える展開ありがとうございます。黒幕はあの方でしたか。驚きよりやっぱりという感想が強い。

 

洗脳の怖さを知ることができた一作でした。