樋口有介さんの「ぼくはまだ、横浜でキスをしない」を読んでみた
今回紹介するのは樋口有介さんの「ぼくはまだ、横浜でキスをしない」です。
ぼくはまだ、横浜でキスをしない
あらすじ
ぼくが横浜の黄金町で、母と貧乏暮らしするハメになったのは、10年前、親父が盗撮で逮捕されたからだ。ちと問題のある父(離婚・再婚済)から呼び出されたぼくは、父の「隠し子」を名乗る女刑事の身元調査を5万円で引き受けた。それが本当なら姉となる美人刑事は、父を陥れた盗撮事件の裏には警察の陰謀があったという爆弾情報を教えてくれた。思いがけなく人生暗転の理由を悟ったぼくの前に、幼なじみだったメイが、ネジのぶっ飛んだチートな美少女として現れる。そして「私の前世を探して欲しい」と喋る猫・ミケも登場。
高2の夏休み、ぼくとメイは電動自転車を駆って、人生を取り戻すミステリーへと走り出す!(角川春樹事務所)
高校2年生の夏休みに明生が
- 10年前の父の盗撮事件の真相
- 隠し子姉の調査
- 喋る猫ミケの調査
この三点を幼なじみの村崎明(メイ)と一緒に解決していくお話。
感想/まとめ
樋口有介さんの「ぼくはまだ、横浜でキスをしない」いかがだったでしょうか?
樋口先生の作品は「林檎の木の道」以来読んでいなかったので久しぶりでした。
青春ミステリーに加え、テンポがいい作品はすらすら読める!
ただ未成年(酒、セックス)の描写だけな抵抗がありましたね。
最後のサンプルの血縁関係、どんでん返しとは違うがある意味驚きと怖さがあった。
樋口先生らしい作品ですね!