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森橋ビンゴさんの「三月、七日」を読んでみた 感想

今回紹介するのは森橋ビンゴさんの「三月、七日」です。あなたも少年少女の恋物語に浸りましょう。

 三月、七日

『幸せになんてなれるわけない。いい事なんて起こるわけない。友達なんてできるわけがない』

『自分は無理をしているのだろうか。無理をするのは悪い事なのだろうか』

孤独で寂しがり屋な少女、七日。

優等生を演じ続ける少年、三月。

高校一年の春間近な日。クラスメートとのキス。運命の悪戯か偶然か、二人は出会い、惹かれていく―。拙くも、キュンと切ない、少年と少女の恋の軌跡。

 

私立四風館高校が舞台。普通科、進学科、体育科、芸術科が存在しており、普通科の宮島七日、進学科の渋谷三月の二人が物語の中心となって進む。まったく正反対な二人が出会い、惹かれ、これから付き合い、楽しい未来がまっていると思われたが、、、

衝撃の真実が判明する。ふたりが選択した答えに注目したい。

 

感想/まとめ

若さが沁みる読後感。

恋愛小説より家族小説に近いですね。

文章から察して結末は予想できたが、ふたりが決断した選択にちょっぴり驚いた。

 

その後を描いた続編?もあるので読んでみたいですね。