五十嵐貴久さんの「南青山骨董通り探偵社Ⅱ 魅入られた瞳」を読んでみた 感想
今回紹介するのは五十嵐貴久さんの「南青山骨董通り探偵社Ⅱ 魅入られた瞳」です。井上さんが探偵事務所に正式に入社してからのお話し。どんな事件が彼を待っているのか楽しみですね。
南青山骨董通り探偵社Ⅱ 魅入られた瞳
正式に南青山骨董通り探偵社に入社してから一ヶ月が経過した。とりあえず受付業務と電話番を命じられたが、ほとんど仕事がない状態だ。
そんなある日、金城からある人物のクリニックへの通院の送迎の仕事が命じられた。
しぶしぶ引き受けた雅也だったが、仕事初日自宅へ訪ねてみると玄関から出てきた女性は超美人でタイプの女性。大人の雰囲気を持つ女性に弱く、挨拶も焦って、声が裏返ってしまうほど緊張していた。
お仕事自体は単純かつ簡単な業務だ。朝、彼女の家へ迎えに行き、クリニックまで送り届ける。診察が終わるのを待って、再び自宅まで送り届ける。これの繰り返しだ。
送迎車の消失や別口から怪しい影が忍び寄り予期せぬ事態が起こる。
彼女との関係も打ち解けていくほど危ない雰囲気がぷんぷんしてくる。彼女は人妻だよ井上君。女性に慣れていない彼は騙されてしまうのか。
探偵社面々が活躍するシリーズ第二弾、ここに誕生!
感想/まとめ
勢いで一気読みして楽しかった、おしまいの小説ですね。
事件はむちゃくちゃな一方、相変わらず登場キャラ同士の会話は楽しいので救われますよ。
まりあ。みたいな相棒ポジションのパソコン系最強キャラが身内にいると安心しますよね。
探偵社Ⅲで完結するのかな。シリーズ物としては好きな方なので続いてほしいがどうかな?