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五十嵐貴久さんの「南青山骨董通り探偵社」を読んでみた 感想

今回紹介するのは五十嵐貴久さんの「南青山骨董通り探偵社」です。

南青山骨董通り探偵社

井上雅也は、日本最大の自動車メーカーに新卒で就職して営業マンとして働いていた。待遇はトップクラスだがこのまま何十年と働き続けていくビジョンが見えず悩みを抱えていた。

ある日のお昼休み、ハンバーガーショップで昼食を食べていた所、南青山骨董通り探偵社ー社長金城健一から声をかけられ、うちの探偵社で働きませんかとスカウトされたのだ。

しばらく体験入社という形で探偵社で働くこととなった井上は、別世界に迷い込んだ如く厄介な事件に関わっていくこととなる。

 

元刑事、キャバ嬢、女子プロレスラーなど色とりどり個性豊かなメンバーの活躍が見どころ。無色、一見普通な井上が加わることでどんな化学変化が起こるのか楽しみだ。

 

事件は有名私立学校に通う中等部の生徒が複数の一般男性男性と関係を持っていると告発メールが届いたことから始まる。警察も学校という聖域が相手なため調べることが難しく、なかなか手が出しずらい。そこで探偵社に依頼が回ってきて調べ始めるといった流れだ。

 

感想/まとめ

社長金城をトップに置いて各々得意分野で攻めていくチーム。

事件解決のために危ない橋を渡り、法律ギリギリ!?非合法で情報を得るやり方。

ご都合展開が度々ありましたが全体を通して読みやすく、登場人物の同士の慣れ合いも楽しい。

 

社長金城の秘密も気になりますし、井上は探偵としての道を選んだようなので続編が楽しみですね。