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入間人間さんの「たったひとつの、ねがい」を読んでみた

今回紹介するのは入間人間さんの「たったひとつの、ねがい」です。かわいらしい表紙絵にまんまと騙された人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。やばいと聞いていたけど想像を超えるやばさでした。

 たったひとつの、ねがい

あらすじ

彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。そして今日、俺は思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。下手に出て、お伺いしてみる。恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なものが拝めた。彼女がにたにたと、ともすれば意地悪く見えるほどにやついている。つまり、良いよ、ということ? やったぁ……と、思ったその瞬間。あんな、あんなことが起こるなんて。それから、俺のもう一つの人生は始まった。

 

同情の余地なんかない。

 

お盆休み、彼女とお出かけしていたらいきなり拉致されて4人の男に彼女を食べられてしまう。男は隙を見て脱出したが全身大けが。何もかも奪われた男は懸命にリハビリをし、彼女を食った4人に復讐を果たすのだ。

 

感想/まとめ

初めて入間さんの作品を読んでみましたが、入門する作品を間違ってしまったのかと今思う次第であります。

ネットで知り、気になっていた本作。表紙から恋愛系かなと勝手に想像していたが中身は正反対のグロ系。とにかく最後まで勢いだけで駆け抜けました。

 

読書後、復讐劇だったか。う~ん、僕には合わないかな。

 

 

さてブログで紹介するか。

他の人はどんなこと書いているのだろうか。

少しのぞいてみるか。

 

え? え? え?

 

あの人とあの人は別人だったんだ。

一気に僕の中の評価が逆転しました。プロローグと他の章の比べて読んでみると確かにおかしい。ホントに構成がうまい。騙されやすい性格なんでしょっちゅう驚いてます。いい意味で毎回楽しむことができるのは幸せですね。

 

こういう仕掛け方もあるんだなと感心した作品でした!