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道尾秀介さんの「ソロモンの犬」を読んでみた

今回紹介するのは道尾秀介さんの「ソロモンの犬」です。

 ソロモンの犬

あらすじ

秋内、京也、ひろ子、智佳たち大学生4人の平凡な夏は、まだ幼い友・陽介の死で破られた。飼い犬に引きずられての事故。だが、現場での友人の不可解な言動に疑問を感じた秋内は動物生態学に詳しい間宮助教授に相談に行く。そして予想不可能の結末が……。青春の滑稽さ、悲しみを鮮やかに切り取った、俊英の傑作ミステリー。(文藝春秋)(「BOOK」データベースより) 

 

主人公は秋山静。バイト中椎崎助教授の息子陽介が愛犬オービーを連れて散歩をしているのを見かける。オービーの様子がおかしいと気がつくもトラックが邪魔をして声をかけられない。聞きなれた声がし、視線を変えると京也、ひろ子、智佳がファミリーレストランの「ニコラス」から出てくるところだった。京也のある行動に苦笑いも秋山はまた視線を移した。その時、オービーが突如走りだす。リードを絡めて持っていた陽介は反動で事故にあってしまう。偶然事故を目撃してしまった秋山は、京也のある行動に疑惑を持つようになり変わり者助教授の間宮を訪ねる。

 

感想/まとめ

道尾秀介さんの「ソロモンの犬」いかがだったでしょうか?

 

メインとなる登場人物の大学生四人のキャラが合わない私からして見れば間宮先生だけが救いだった。変人なのですがどこか常識を持っている。犬の習慣、恋愛のアドバイスなど勉強になることが多数あった。特にカーミング・シグナルや郵便配達員のお話しは率直に面白かった。

 

終盤には「え?」というシーンが用意されているが、最後まで読みましょう!